老け顔や、顔を大きく見せてしまう顎のたるみの原因には、老化や筋肉量の減少などがあります。[注1]
これらを上手に抑制し、たるみを解消しましょう。
老化を防ぐことで、顎回りの筋力低下を防ぎ、そして肌に潤いを保ち、さらに肌代謝をよくします。この3つの効果で、顎のたるみの解消が期待できます。特に老化の原因といわれる活性酸素を酵素によって抑制することで、エイジングケア(老化防止)が期待されるのです。
日々の生活習慣のなかで、サラダや発酵食品を多めに食べることで酵素を増やし、代謝を良くすることが期待できます。より手軽に摂取したい人は、酵素サプリメントや酵素ドリンクから摂取しても良いでしょう。
潤い不足で肌のたるみを感じる人は、保湿効果があるコラーゲンを増やすと良いでしょう。コラーゲンを食事やドリンクなどから継続的に摂取することで、肌に潤いを取り戻し、たるみを解消することが期待できます。コラーゲン入り飲料を毎日3週間ほど摂取すると、肌の状態が改善したという実験データも報告されています。[注2]
顔の表情不足などにより顎のたるみを感じる人は、口回りの筋肉を動かすトレーニングを毎日数分間行うことで、たるみを解消する効果が期待できます。
豪快に“あ・い・う”と口を動かしましょう。“あ”は、口をできるだけ大きく開き、“い”は、口を左右に引っ張るように、“う”は、口を細めて口回りの筋肉を中心に集め、唇を前へ突き出すイメージです。これらの動作を毎日数分間行うだけで、普段使わない筋肉を活性化できます。[注3]
筋肉のトレーニングは、口回りの余分な脂肪を減らす効果もあり、二重顎の解消にも繋がります。
3種類の解消方法を紹介しました。特に酵素やコラーゲンの摂取は、顎のたるみだけでなく、顔全体の肌のたるみの解消や、血流を良くしたり、骨を丈夫にしたりと、身体によい効果が期待できます。これらを取り入れ、若々しく見える表情と同時に、健康的な美肌と体を手に入れましょう。
[注1]日本化粧品技術者会:顔面たるみの二次元簡易的測定法の開発[pdf]